10時より、和光市社会福祉協議会の常務理事、同ボランティアセンター担当と打ち合わせ。来年3月で打ち切られる福島県の家賃補助。和光市近隣の新座、朝霞、志木、所沢、ふじみ野など埼玉南部、豊島区、練馬区、板橋区など東京都北部に避難している方々の「集い」をどのように企画するのか、がメインテーマ。今年3月イベントで頂いた「さくら募金」や「チケット上乗せ募金」約30万円の主な使い道でもあります。1時間半の論議で、問題点も整理でき、具体化へ進むこととなりました。
午前10時、和光市文化振興公社へ、いくつかの課題への協力のお願いに、「和光3・11」実行委員長、芸術監督らと4人で常務理事や事務局長を訪問。約1時間の打ち合わせで、「原則論」「ルール」の範囲内での柔軟対応を検討頂くことになりました。さて、どうなりますか。
そして、11時からは、和光市中央公民館で、第3回実行委員会。といっても、仕事で欠席者、早退者もいて、5人で30分、残りは4人で1時間。でも、肝心な検討項目は、次々と前に進み、来年3月の大まかな企画が一歩、また具体化に近づきました。
本日からANAに新たな「東北FLOWER JET」が就航します。まだまだ復興には遠い各地の被災地。2020年まで5年間、全国を飛び続けるとのこと。
さて、この飛行機の胴体には、綺麗な花が描かれています。
これが、来年3月「和光・311」写真展を飾る予定の写真家野口勝宏さんの作品。乞うご期待。
埼玉県に東日本大震災で避難している東北3県や茨城の方々の支援を目的とする第20回「福玉会議」が浦和で開催されました。避難者団体、支援団体、福島県や宮城県県県外支援員、や富岡、浪江の復興支援員、大学関係者、生協、そして東電。GW中のため、いつもの出席者の半分、30人ほど。しかし、中身は3時間以上の各参加者からの発表などで白熱。来年3月の自主避難者への福島県の家賃補助打ち切り、重い家賃負担になること必至、を前に、福島県から埼玉県に避難している5000人の中での動揺が拡がり、これまでの居住場所から、引っ越しを余儀なくされ始めている実態報告と、それへの具体的な対応策で時間オーバー。埼玉県は、それでも、一歩踏み込んで、「県営住宅」の従来居住場所の継続使用を認め、入居枠拡大などを決め、救済の可能性が出てきた一方、民間借り上げ住宅やアパート、国営公務員宿舎やUR、東京都営住宅などへの避難者の多くが退去せざるをえない状況。特に「居住実績証明書」(3・11当日まで福島県に居住していた証明)が必要になるのに、未だ発行枚数が極めて少なく、これらの手続きを知らない避難者へどうやって情報を届けるのか。いずれにせよ、「3・11」は5年経過で、「もう支援は終わり。あとは自主再建で」の雰囲気。「和光3・11」で集まった義援金を、これら和光市近隣の避難者の集い「和光3・11つながりカフェ」へ使います。当面、6月、または7月に開催をめざし、これから実行委員会や和光市社協などとも打ち合わせ。なお、今回の会議で、毎年「和光3・11」では申請しても一度も受かったことはない各種補助金や助成金の一覧資料が配られ、来年こそは、と、目が釘付けになりました。
さて、私は、急きょ、東松山、です。丸木原爆記念館での「開館記念ー東日本大震災支援イベント」。ひとつは、昨年この会場でお聴きした谷川賢作さんのお仲間の出演、そしてヘンデル「メサイヤ」での合唱団仲間が出演、さらに大川小の犠牲者の父親の講演、と3つの理由に加え、個人的にモンゴル音楽や、能への興味が加わって、チェロ・レッスンをキャンセル、です。
特に、ここでは大川小と「和光3・11」のつながりをお教えします。
昨年3月「和光3・11」は石巻市民交響楽団と石巻合唱連盟有志を遠路、お招きし、「カンタータ大いなる故郷石巻」第4楽章を首都圏メンバーとともに演奏し、会場満席で大きな感動を頂きました。その指揮をされた佐々木克仁さんは、大川小出身。そして、今年3月の「和光3・11」では、和光市立大和中中学生や保護者らが、大川小の悲劇をテーマにした絵本を朗読、会場はすすり泣きがあちこちで聞こえました。
そして、いつか、この方のお話を「和光3・11でも」と思っていたのが、佐藤さん。2021年までは続ける「和光3・11」。いずれ、と。
丸木美術館での「開演49周年ー東日本日本大震災での「命の重さ」を未来にー」イベントがあり、第1部では、まさに「子供の日」に、大川小74人(だけでなく教師10人、だけでなく地区の数百人)の児童の悲劇からの教訓を学び、3・11語の被災地で作られた曲を聴き、または会場いっぱいに書かれた丸木夫妻の「原爆・アウシュビッツ・中国人虐殺・公害・三里塚」などの犠牲者や被害者の無念と生命の尊さの表現に相応しい能や、モンゴルの歌なども披露されました。また、第2部では、今年1月に亡くなった高名な美術評論家で、丸木夫妻の絵をもって全国に知らしめた、ヨシダ ヨシエさんを忍ぶ講演や合唱。大変有意義でした。表現の多様さ、そして、そのインパクトの強さに改めて、「和光3・11」でのイベント企画の様々な可能性も感じました。まずは、来年は開館、50周年。子供の日は空けておきます。
ようやく自宅でゆっくり。そこで、ネット注文で2日に届いていたCDを聴きました。5月1日発売!覚和歌子さんの詩に谷川賢作さんが曲をつけ、鹿児島の小学生たちの合唱。「うたはいつもそこにいて」。合唱の張りのある歌声は、まるで中学生のよう。上手い。そして、大人も子供だった、と思い出させる、分かりやすい歌詞。で、なぜこのFBでご紹介するか?はい。来年3月の「和光3・11」にまだ企画の中身は「白紙」ですが、谷川賢作さんの「なんらかの」参画を頂けることになり、多芸な賢作さんのどの面で参画頂けるか、楽しみなのです。そして、このCDもそのヒント!でもあります。まずは、じっくり楽しみたいと思います。
本日、来年3月11日(土)の第2部、合唱・オケコンサートで、唯一決まっているベートーヴェン交響曲第9番第4楽章のソリスト4人の方が全て決まりました。3年連続の曲で、これまでは秋口にキャスティングが徐々に決まっていたのですが、準備は前倒しがベスト、と本年3月のバタバタの反省から、早期始動。
まだ、他の曲をどうするか、委員会だけでなく、広くヒアリング中ですので、これらが決まった段階でお名前を公表します。(第9は3年連続となりますが、ソリストは毎回異なります。さて来年は?)ただ、今回のキャスティングは、本年3月に参加希望頂きながら日程の関係で断念され、来年こそ、と初めに快諾頂いた高橋淳さんにお手数をおかけしました。この場で、ほかの3人の方々も含め、お礼申し上げます。そこで、まず、高橋さんの最近のソロをどうぞ。シューマン、大好きです。MCの1分半後からです。