大森の「障がい者総合サポートセンター」で、来年8月に南相馬市立総合病院へピアノ寄贈、を目的のプレ・コンサート。
ヴィオラ松崎敦子さん、ピアノ村田千佳さん。共に芸大付属高から芸大、そしてドイツやウイーンでの研さんを積み、様々なコンクールで入賞。この2人が、来年、現地で演奏する、とのこと。
このプラグラムに、「和光3・11」イベント模擬チラシを挟み込みをさせて頂き、演奏会終了後、何人もの観客から「和光3・11」にも行きます、と声をかけて頂きました。特に、特にお互いは知り合いでもない乳幼児(1歳未満~2歳)を連れた母親2人から、それぞれ「和光3・11」にも連れて行きたい、と。
「乳幼児OK」なので、ウエルカム!
大森駅までの帰り、サンロード商店街にある「石巻マルシェ」に立ち寄りました。通常は、土日営業のみなので、誰もいませんが、「無料休憩所」になっているので、入れます。
そこで、ノートに伝言。そして、「和光3・11」イベント模擬チラシを20枚程度挟み込んでおきました。
特に再来年、2018年第6回「和光3・11」の「カンタータ大いなる故郷石巻」全曲演奏への在京石巻出身者の方々の参加、これから色々お願いしたいのです。よろしくお願いします。
ちなみに、昨年の「和光3・11」では、石巻中学同窓生の東京石中会の役員会などの会場に伺い、お世話になっていました。
「和光3・11」コンサートの合唱団には、欠かすことのできない「和光市民合唱団」。今年は約60人、昨年も約40人参加頂きました。
午後より、和光市民文化センター「サンアゼリア」企画展示室で、全体練習があり、約100名の参加者に、同合唱団代表Kさんより休憩時間に来年3月「和光3・11」コンサートへの個人参加の案内を頂き、全員に合唱参加者募集チラシを配布させて頂きました。
なお、練習後の「暑気払い」に参加した約30人の中で、初入団の数人が自己紹介で、「和光3・11」コンサートに参加した時に「和光市民合唱団」を知った、という方が複数。ウインウインの好循環です。
なお、26日(金)には、今年3月「和光3・11」合唱団共演コンサートに団として参加頂いた「ブルク・バッハ室内合唱団」の練習でも、参加者約30人にもチラシ配布しました。
昼前から、2時まで、気仙沼支援のYさんと久しぶりのデニーズで昼食しながら打ち合わせ。ギブ&テイクの情報交換や相互協力。先方からは、とりあえず9月17日(土)新座市民会館での東日本大震災チャリティコンサートへの具体的な動員の協力要請。900名入るホールに、避難者の方や一般観客がまだ100~300名不足。こちらからはそのプログラムへの「和光3・11」告知兼合唱・オケ参加者募集チラシ挟み込み要請。その他、実務的な様々なテーマの話であっというまの2時間余り。また互いに色々学び、次へと生かせます。それにしても、コーヒーのお替り、7杯。飲みすぎました。
浦和での「埼玉県に福島などから避難している方々を支援」する会議があり、先日の成増北第1公園での「和光3・11つながりカフェ」の報告をしました。その際、一日中、避難者の方々とテントの中で色々話をしてくれていた浪江出身の避難者の方から「太宰治賞作家」志賀泉さんの話も付け加えて頂きました。
会議自体は、5年以上経過しながら、放射性物質の流失もとまらないまま、帰還政策を強引に進める福島県、それを後押しする国や東電への不満が、様々に「爆発」。
支援者が作った、善意だが、無神経な「帰還をあおる」表現のチラシは廃棄、作り直しになりました。
また被爆健康問題、住宅移転問題、仕事、教育、などあらゆる生活の基本が揺らぐ状況が深刻化、「情報交換の時は過ぎた。復興支援員、東電など当事者も参加しても、何も決まらず、問題解決につながらない」という泣きながらの訴え。ご家族も被爆され、配偶者と娘さんには甲状腺異常も検査で見つかりました。
来年3月「和光3・11」イベントに、多くの避難者は今の住いを追われ、参加出来る方はごく少数になるでしょう。また、和光市社協への義援金寄付での「和光3・11つながりカフェ」も、年内までかもしれません。
ですが、事態が改善されたわけではなく、むしろ悪化しており、「仮設住宅」「災害公営(復興)住宅」ほか被災地や首都圏だけでなく、全国に苦しんでいる方々が多数おられます。
なので、来年3月に集まるであろう数十万の募金、義援金の使い方は寄付先の和光市社協とも良く協議し、皆様の善意が少しでも手助けに役立てるよう、新たな使い道を検討しようと改めて思った会議でした。
旧聞に属しますが、今年3月「和光3・11」でのチェロアンサンブルコンサートについて、本年度共催頂いたNPO国際チェロアンサンブル協会のHPに、特集で掲載されています。あの感動、想い出します。
所用で会津若松へ行く途中、磐梯熱海温泉駅に立ち寄り、足湯で、地元の方と雑談。そして駅に行くと、来年3月「和光3・11」の写真展を予定している野口勝宏さんの写真が、駅入り口の花とともに、カラフルに掲示されていました。空港に行けば、ANAのジェット機の胴体にも。陸空で、花が咲きます。来年が楽しみです。
「和光市民合唱団」元代表で、「和光3・11を忘れない実行委員会」の特別オブザーバーであった、大熊さんが3ヶ月の闘病生活もかなわず、今朝亡くなられた、との報。
2011年以降、必ずしも体調が良くないまま、2012年には石巻での犠牲者追悼特別演奏会に首都圏からの合唱応援メンバーとして参加されたり、入院された際のお見舞い金を、「3・11」支援活動に全額寄付されるなど、心から被災地のことを想い、ゆるぎない姿勢を貫かれました。もちろん、「和光3・11」イベント&コンサートへも浦和方面の合唱団員の勧誘など120%応援頂きました。
心より哀悼の意を表します。
写真は、2013年6月に「カンタータ大いなる故郷石巻」の合唱応援に石巻へ遠征した時の記念写真。一番右側が大熊さんです。
なお、葬儀は以下。
お通夜…22日19時
告別式…23日14時
中央福音教会
豊島区東池袋3-15-9
Tel.03-3971-4774
教会式で行いますので、香典・お花料等は辞退されるそうです。
今日は、町田市市民ホールで午後から本番の「東日本大震災被災地(岩手県大槌町)支援」の「真夏の第9コンサート」のプログラムへ、午前10時から「和光3・11」来年3月イベント&コンサート案内と、オーケストラや合唱参加者募集のチラシを800部挟み込みました。
そして、ここの事務局長小谷さん(芸大声楽出)や、オケのメンバー集めに尽力された慶應志木高出身の社会人のフルーティスト、さらにプログラム挟み込み作業を仕切っていた慶應の学生3人にも挨拶。なんでも、演奏会場は、都内各所を毎年変わるので、町田市の地域メンバーではなく、むしろ、骨格は慶應大学ワグネルオケの現役学生やOB・OGメンバー、とのこと。
そのほか、第1ヴァイオリンやチェロ、合唱にも知り合いがいたので、「和光3・11」への参加を本人だけでなく、知り合いも連れてくるよう、しっかり「約束」しました。
午後からは、他用で、本番は見ることは出来ませんでしたが、コンバスが左、真ん中にチェロ、という位置も新鮮。さらに第4楽章冒頭でも、まだ合唱団は整列せず、ソリストは最前列の並ぶこともない、という「変わった」演奏会。回答は見れぬまま、謎のまま、です。
来年3月12日(日)の谷川賢作さんと小中高校生のコラボについて、お忙しい谷川さんをまじえての「企画会議」の日程が9月中旬に決まり、本日、その会場予約に和光市に行きます。
さて、すでに谷川賢作さんの数多くの曲や俊太郎さんの詩の朗読など様々な案が出ていて、絞るのと同時に、起草転結や主題の統一なども打ち合わせが必要。
全体としては、「子供たちの笑顔」へ向けた内容に、と思っていますが、このような「原爆」「3・11」を思わせるピアノソロもお聴きしたい、とも思うのです。ちなみに、昨年10月の丸木美術館でのイベント。私も生で聴かせて頂き、感動しました。
本年3月第4回「和光3・11」では、石巻市立大川小学校の悲劇を描いた絵本の朗読で会場の観客の涙を誘った、和光市立大和中放送部。
このたび、NHK杯コンテストのテレビ部門決勝で「優良賞」を獲得!「最優秀賞」を逃した、とはいえ、大変立派な結果。おめでとう!
そして、来年3月12日(日)の谷川賢作さんとのコラボイベントに参加頂きます。どんな内容になるかは、企画会議で。
それにしても、頂点の「最優秀賞」に「朗読部門」では郡山市立郡山第3中、そして「テレビ部門」では、いわき市立勿来第1中。ここは、「ラジオ部門」でも優良賞。福島勢の健闘とともに、各部門での広島勢の健闘も目立ちます。原爆、原発のインパクト、無関係なのでしょうか?
3月11日(土)第2部の合唱演奏曲で、唯一決まっていなかったブラームス「ドイツ・レクイエム」の全7曲の中の一曲を、第4曲Wie lieblich sind deine Wohnungen,に決定しました。
ちなみに、このような曲調と歌詞。
第4曲
詩篇84章「なんと愛しいことでしょう、あなたの住まいは」による、心安らぐ舞曲です。曲は下降する木管の序奏を受け、合唱がその反対の動きを歌って始まりますいずれもSelig動機の変奏であることがすぐに分かるでしょう)。
全体を通じて速度も拍子も一定ですが、音楽は“適度に動きをもって”刻々と表情を変えてゆきます。「あなたを常に讃えるひと」の部分で二重フガートが用いられたり、同じ詩の繰り返しに異なる旋律があてられたりと、短いながら多様な要素を持っています。
Wie lieblich sind deine Wohnungen, なんと愛しいことでしょう、あなたの住まいは、
Herr Zebaoth ! 万軍の主よ!
Meine Seele verlanget und sehnet sich わたしの魂は切に求め憧れます
nach den Vorhöfen des Herrn; 主の前庭を;
mein Leib und Seele freuen sich わたしの身そして魂は喜びを覚えます
in dem lebendigen Gott. 生ける神の前にあって。
Wohl denen, die in deinem Hause wohnen, 幸いなるひとよ、あなたの家に住むひと、
die loben dich immerdar. あなたを常に讃えるひと。
そして、カラヤンの動画。37分40秒から43分04秒まで、6分足らずの、美しい曲です。
1978年3月22日 ザルツブルグ祝祭大劇場
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)
ジョセ・ヴァン・ダム(Bs)
ヘルムート・フロシャウアー(合唱指揮)
昨日に続き、「和光3・11」合唱募集のため、12月11日(日)新座市民ホールでフォーレ「レクイエム」など本番の「フィルハーモニーコーア新座」の練習会場の小学校へ伺いました。「和光3・11」には10数人が参加頂いており、過去にカルミナ・ブラーナではトラ出演もしたので、顔見知りも多く、2時間半の練習で、気も身体も楽。
冒頭リーダーからの「和光3・11」への好意的な紹介を頂き、休憩中に約40人全員に募集チラシを配布しました。さて、来年は何人参加頂けるか、楽しみです。
12月10日(土)新設「ウエスタ川越大ホール」での第9合唱練習初日。和光市民合唱団のソプラノメンバーの方が創部した大学合唱サークル第20回記念定期演奏会。
体育会系へ注力し、知名度を上げている大学。文科系が劣勢とかで、廃部寸前。それをOB・OGや元教職員らが支えていますが、人数不足。そこで、これまで「和光3・11」に第9で参加した数百人の方々への声掛けを、と頼まれたのでした。
行くと、お盆休みで欠席者が多い、とのことで、20数人。
和光市民合唱団の顔見知り女性数人もいて、なにより合唱指導も、「和光3・11」合唱指導でいつも活躍、の佐藤圭先生。
4時間弱の練習の休憩時間に、午前中印刷したばかりの「和光3・11イベント概要」と「3月11日第2部合唱参加者募集」のチラシを配布しながら、双方の動員協力を、とギブ&テイク、ウインウインの訴え。
このサークル指導者、冨田先生夫妻は、かつて和光市民合唱団と並ぶ和光混声合唱団の指導をした方。また、OB・OG後援会の会長らは、和光在住だったり、サンアゼリアでオペラ参加したなり、大学サークルから合唱を始め、病みつきになって、国立音大に入り、今は音楽教師、という方も。早速、数人は「和光3・11」参加を表明。さらに、偶然別ルートで参加してきた「コールN」の方から、「明日、練習があるので、チラシを全員配布するので、欲しい」と。
終わってからの「初顔合わせ交流会」も2次会まで盛り上がり、一気に「仲間意識」も芽生え、冨田先生からは「齋藤さんも、本番に乗ってくれるんですよね。」。
頼まれごとを果たし、「和光3・11」動員になれば、と行ったのですが、さて、どうしましょう。
来年3月12日(日)出演の谷川賢作さんがピアノ演奏、伴奏で参加される「被爆ピアノコンサート」へ「和光3・11」実行委員やオブザーバーら4人で行ってきました。
内容は、齋藤の個人FBで紹介しておりますので、ここでは省略。来年へのヒント満載でした。
私個人の感想。
①2時間を飽きさせず、テーマをきっちり観客に表現することの重要性。起承転結、ストーリー性。
②数の迫力。逆に少人数だと、「アラ」も目立つ。とくに高校生の声量と表現力は凄い。「和光3・11」で、これまで最も観客の高い評価を頂くひとつが、「慶應志木高ワグネル」男声合唱団、約40人の迫力。
③クラシック音楽以外の音楽表現の多様さ。三味線とピアノの掛け合い、はジャズ。ヴァイオリンは、時に激しく現代音楽。時に癒される映画サウンド。そして、児童や高校生らの合唱のピュアな響き。
④谷川俊太郎さんの合唱曲の幅の広さ。全員のエンディング「愛」は観客に言葉の有効性と無効性を訴え、そして平和に共に生存することが愛、と結ぶ。
⑤谷川賢作さんの変幻自在な演奏。冒頭、被爆ピアノの響きを指一本で表現。時に指揮代わりの掛け声も。
e.t.c
演奏終了後、「和光3・11」実行委員とオブザーバー4人で会食。改めて、谷川賢作さんとの打ち合わせの必要性、「新たな企画創造への挑戦」への期待、が膨らんで、さあ、帰ろうと会計も済ませたとたん、なんと、谷川さんらスタッフが店に入ってきました。そこで、暫く歓談。早速、多忙な谷川さんの日程に合わせた「企画会議」を了承頂きました。色々な意味で「意味ある」コンサートでした。
来年3月11日第2部の合唱とオーケストラの参加者募集チラシが出来ました。今回は、いままでのカラー外部印刷をやめ、白黒内部印刷で、コスト削減し、その分をフライヤーチラシの種類をこれまでのA4裏表1枚から、最大3種類にする予定です。
いずれ、「和光3・11」HPにPDFで掲載し、誰でも見れるようにする予定ですが、ここでは、ポイントだけ掲載します。
【参加者募集】
ー合唱・オケ共通項目ー
1 演奏曲 ・モーツアルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」より1曲、シベリウス「フィンランディア」、ベートーヴェン第9第4楽章。(休憩なし。連続演奏)
2 参加資格―ベートーヴェン第9「合唱付」経験者。楽譜持参。全曲歌うこと。
★なお、第9以外の3曲は、未経験向けも分かる練習があります。
3 参加費―2000円(チケット1500円2枚付き)
4 練習(場所は和光市中央公民館メイン。和光市内)
≪合唱≫
1月から本番まで、主に土曜午後、または夜8回程度。
≪オーケストラ≫
1月から本番まで、主に日曜午後、または夜8回程度。
5 応募枠
≪合唱≫
ソプラノ、アルト各60名程度 テノール、バス各30名程度
≪オーケストラ≫
3管編成80人程度
6 応募締切―2016年12月末日。
《申込書》ー以下内容が網羅されていれば、フォーム自由。
紙での郵送か、手渡し、またはメールで
(送り先はここでは省略、メッセージでどうぞ)
①お名前(フリガナ)― ( )
②ご住所・連絡先―〒
携帯℡ - - 自宅℡ - -
メールアドレス:
・パート―(該当に〇印)
≪合唱≫
S A T B
・本申込取りまとめ合唱団―
≪オーケストラ≫
・楽器・パート―
・所属オーケストラ・楽団など―
練馬区と板橋区に「後援申請」提出しました。4つの申請のうち、練馬区、板橋区、板橋区教育委員会の3つは、一昨日の担当者が事前に理解していたこともあり、数秒で受理。
ただ、一昨日は、「スミマセン。担当者が、夏休み中で申請書類など一切分からない」の練馬区教育委員会の女性担当者が夏休みから復帰。そして、押し問答。
「ルールでは、開催場所が原則、練馬区での開催事業」への後援認可なので、当初は「受理しずらい」と言うではありませんか。えっ?「板橋区では板橋区内及び隣接する地域、としています。そして、原則ということは例外はあるのでは?」「はい。練馬区内の団体が、ほかの地域で開催する場合に限り認めていますが、今回の申請はそれには該当しません。それに、拡大解釈すると、沢山の申請があり、内容が色々あって判断しかねるのです。エッ?決して、このイベントがオカシイ、と言っているわけではありませんが。」「ではその例外規定は明文化されているのですか?」「いえ、それも前例です。」「どなたが判断されるのでしょう?」「私一存ではなく、担当部署で決めますので、すぐにダメと言っている訳ではありませんが。」
と言いながら、何をやろうとしているのかも、事前資料として渡しておいた本年プログラムや来年イベント模擬チラシも読まずに、ときおり、トンチンカンに「この参加費2000円って入場料のことですか?」「入場料は、そうかここにある1500円、とか。すると、3500円払うんですか?」・・20分間、それでも、こちらは丁寧に沈着冷静に一問一答。「練馬区の後援があれば、こちらでも、学校などにイベントのチラシを配布などはできます。ただ、学校次第で、中で配布されるかどうかは分かりませんが。」「では、練馬区内でなにか事前にイベントもやって頂くと、認可できるのですが。」と「迷案」まで。それでも、まずは書類は預かり、今後の経過次第では認可もありうる、として、名刺をくれました。ふ~。
気分直しに23階展望室へ。モヤモヤ気分に外もモヤモヤ。富士山は見えず、スカイツリーが遠く、寂しげに。
約1カ月前、昨年の「和光3・11」の立役者のお一人で、石巻合唱連盟有志を率いて上京頂いた山田正明先生の葬儀がありました。その1週間前、石巻の小学校での演奏会に参加して葬儀を知ったのですが、残念ながら参列できませんでした。遅ればせながら、FB掲載されていたのを発見しましたので、ここにシェアし、謹んでご冥福をお祈りいたします。
実は、2,018年3月、つまり再来年になりますが、「和光3・11」で、再び石巻市民交響楽団と石巻合唱連盟有志をお呼びし、昨年は第4楽章だけだった「カンタータ大いなる・・」を首都圏の参加者と共に全曲演奏して頂く計画が進行中です。
目的は、もちろん、これまでの目的に加え、2つ付加されます。
第1に山田先生への追悼、です。
第2に2018年建設着工、2020年一部運用開始予定の石巻総合文化施設(大ホール、小ホール、その他)の建設費用募金、です。現在は、かつての市民ホールもなく、コンサート会場が限られ、夏暑く、冬寒く、音響も悪い公民館や体育館、学校施設などでの演奏を余儀なくされています。
さて、山田正明先生に、最初にお目にかかったのは、2,012年3月、石巻専修大学体育館で行われた「犠牲者追悼特別演奏会」の2月練習会場ででした。以来、翌年6月復興祈念事業「カンタータ大いなる故郷石巻」コンサートほか何度も石巻のコンサートでご一緒させて頂き、そして、一度入院、手術され、弱った身体にもかかわらず、長旅で和光市までチャーターバスで往復頂きました。
この数年で、合唱団だけでなく、県立石巻高校の吹奏楽指導が「音楽活動の原点」という教え子たちにあちこちでお会いしました。また、10年ごとの市制記念行事の「カンタータ大いなる・・」の各地区の合唱団有志をまとめ、指導されてこられ、いつも現場におられました。
独特の風貌、優しい眼光と笑顔が想い出されます。
改めて合掌。
遡って8月7日(日)は実行委員多忙!
成増北第1公園のイベントには、大半の「和光3・11」実行委員たちは参加できませんでした。
だって、色々「本番」なんですから。
ここで、少し、全員市民のわが実行委員の紹介も、少しずつ。
では、まず、女性Yさん。実行委員会では主に、経理会計と本番当日司会役。
Yさんが日頃指導されている和光市立大和中学校放送部の面々、「テレビ」「ラジオ」「朗読」「アナウンス」4部門で埼玉県大会を勝ち抜き、全国大会へ出場。そして、この日、58校の中の12校として「テレビ」部門で「決勝進出」!18日に決勝です。
ちなみに、今年3月「和光3・11」では、「石巻市立大川小の悲劇」の絵本朗読で、この中学校放送部員と朗読の会の保護者で、聴衆の涙を誘いました。
そして、来年3月も、また谷川俊太郎さんの詩」を朗読したいな、と言っていましたが、さて。
次も女性、Cさん。
実行委員会の中では、主にHP作成・管理・運営。
8月7日は、Cさんが事務局をしている混声合唱団「羽ばたく会」の年一回の本番の日。この合唱団からは何人も、2年連続で「和光3・11」の合唱団に参加頂いてもいます。
昨年3月「和光3・11」では、石巻から市民交響楽団と合唱連盟有志をお呼びして、フォーレ「レクイエム」全曲、「ふるさとの四季」「カンタータ大いなる故郷石巻」第4楽章、そして定番となったベートーヴェン第9第4楽章。この中で、フォーレとベートーヴェンの曲には8人のソリストが必要。でも、こちらには当初、なんの当てもありません。
すると、Cさんは、この合唱団の指導者であるソリスト渡邉公威さんに「第9お願いできます?」と打診してくれました。渡邉さんが石巻出身であることを知ってのお願い。すると、快諾頂いたばかりか、「実は私の妹、かれんもソプラノ歌手で、石巻在住。出れませんか?」もちろん。実は、石巻市民交響楽団のフォーレ「レクイエム」でソロを歌っておられたこと、承知していました。で、8人のソロのうち、2人が決まったのです。
長くなりましたが、今年立ち上げた「和光3・11」HP、これからさらに充実、のよう。楽しみです。
和光市社協へ台車いっぱいの「私物」を引き取りに行き、
昨日の坂本板橋区長との話が引き金ですが、そもそも、「
そこで、即、実行。両区と、各教育委員会の「後援申請」
ただし、練馬区役所の教育委員会後援申請は、「担当者が
朝10時から午後3時半まで、猛暑の中、広場では、太極拳やフラダンス、空手などが披露され、一方、「和光3・11つながりカフェ」には、宮城県や福島県、そして秋田県の出身者や避難者の方々が終日、お茶を飲みながらの「雑談」。また、「販売コーナー」では、気仙沼支援「緑の真珠 アスナロウ会」や大船渡支援の「渡和の会」が活躍。
(写真2枚目ー坂本板橋区長、相田板橋区社会福祉協議会会長と江頭実行委員長)
今回の「まつり」参加で、色々な「成果」がありました。
①避難者や支援者同士の交流ーもちろん、成増団地や埼玉県各地に避難している方々との交流が出来たことが一番です。また、福島県小高区出身の太宰治賞作家、志賀泉さんが終日、懇親会まで参加頂き、作家の視点での避難者の方々の「取材」も、今後が楽しみです。
また、両隣に「加須に避難している双葉町125世帯の自治会長の加須の畑でとれた野菜販売コーナー」や板橋区社会福祉協議会や東京のボランティア団体と協同での「成増団地避難者の会綿あめコーナー」などがあり、その方々とも交流出来ました。
②板橋区後援ー区長との会話で、すでに来年3月の「和光3・11」イベント&コンサートの後援の許可が取れた4市(和光市・朝霞市・新座市・志木市)とその各教育委員会に加え、隣接する東京都「板橋区」(それに練馬区もトライします)の後援も展望が出来ました。
③高域避難者支援交流会への参加ー10月23日(日)に東京や埼玉など首都圏各地で個別に活動している避難者団体や支援者団体が集まって、練馬区光が丘公園で今回同様の「交流&物販」イベントがある、と東京のボランティア団体から強く誘いを受けました。東京に隣接しているので、「福玉会議」での埼玉県内の情報交換に加え、「和光3・11」としても、東京側への情報発信もぜひ行いたいところです。
本日は、板橋区の成増北第1公園で、「地域交流まつり」があり、その中で、和光市社協と協同で「和光3・11つながりカフェ」を開催します。午前10時から午後3時半まで。
東武東上線成増駅北口から「高島平操車場行き」に乗って、8つ目「成増団地前」下車。目の前です。
メインは、隣の成増団地(都営成増アパート)に3・11で避難されている25世帯の方々の「お茶飲み情報交換会」。ですが、一都3県に現在もなお避難されている1万人以上の方々や支援者もウエルカム。さらに、東北出身の方、東北に興味のある方も、ウエルカム。
どうぞ、暑い中、冷たい飲み物やお茶菓子もたっぷり用意しました。今年撮影した岩手県、宮城県、福島県の主に沿岸地域の写真などご覧頂きながら、のんびり雑談でも。
なお、この運営費用3万は、和光市社協に全額寄付した「和光3・11」イベント&コンサートでの「さくら募金」30万から支出されます。
来年3月11日第1部で演奏頂くヴァイオリニスト、蓑田真理さんの出演するコンサートに行きました。
目玉は、来年のヴァイオリン演奏曲「SOLUS」を作曲された石巻市出身、石島正博さんの蓑田真理委嘱第2作。世界初演。石島正博さん(現桐朋音大教授)の作曲された「2つのヴァイオリンのための交差光線」。まさに現代音楽。弓の毛が切れる熱演。
ほかの曲もそれぞれ「挑戦的」で、大変驚き、感動しました。(詳細は、齋藤大介のFBをご覧ください)
そこで、休憩中、会場にいらした石島さんに、「来年3月石島さんの曲を蓑田さんに演奏して頂きます。」と本年3月のプログラムもお渡ししながらご挨拶しました。(写真は、「和光3・11」プログラムをご覧になっている石島さん)。そして、昨年3月、石巻市民交響楽団と石巻合唱連盟有志、それに首都圏メンバーによる小杉太一郎作曲「カンタータ大いなる故郷石巻」に話が及ぶと、なんと、「その曲の作詞石島恒夫は、父です」!が~ん。
帰り際、「和光では大規模に色々やっておられるんですね。私の出来ることなら、なんでもやりますので、お申しつけ下さい」とまで。本当にありがとうございます。この縁を結んでくれた蓑田真理さんにも演奏とは別に拍手!
午後から、和光市社協3階ボランティアセンターで、4時間労働。8月7日(日)成増北第1公園での「地域交流夏祭り」で、社協と共にテントで、「和光3・11つながりカフェ」を開催しますが、その準備。まず、我が家にある頂きものの支援物資やお菓子類を寄付、搬入、そして、途中、100円ショップでファイルや紙コップを購入、さらに、会場視察。車が駐車できるのかどうか、確認しました。
戻り、ボラセンの女性担当者2人とともに、岩手、宮城、福島の2016年の写真をパネルとファイルに説明文をつけて、セットしました。6時終了。
あとは、3県の和菓子を週末に3県のアンテナショップで購入し、避難者の皆さんに少しでも故郷の風景と味覚を味わっていただければ、と思います。これら費用は、基本的には、3月の「和光3・11」イベント&コンサートで頂き、和光市社協へ全額寄付した「さくら募金」30万から賄います。改めて、ありがとうございます。
今年3月「和光3・11」チェロコンサートに出演頂き、先月も、南相馬の仮設住宅などの訪問にご一緒頂いた三木さんが主導される福島支援プロジェクトスタート!まずは、今月末31日の無料コンサートなどを通じ、来年6月24日(土)に大森赤十字病院でのコンサートでクラウドファンディングのリターンとして提供するヴィオラ川本嘉子さん演奏のテレマンビオラ協奏曲を演奏し、8月27日(日)に南相馬市立総合病院で、独在住ビオラ奏者松崎敦子と寄贈ピアノを弾く村田千佳による演奏会実現へ、の資金作りです。まず、第1号の投資、わずかですがクリックしました。
https://camp-fire.jp/projects/view/9358