浦和のさいたま共済会館で、第21回「福玉会議」。主に福島から埼玉へ避難している方々を支援する会議。各地の避難者(当事者)団体や、支援団体、生協、労金、それに福島県や浪江町、富岡町などの復興支援員、埼玉県窓口、東電賠償相談窓口など34名。
午後1時半から午後5時前まで、10分の休憩だけの3時間半近くの会議でした。やはり、主なテーマは、「家賃補助打ち切り」への対応。多くの避難者が、「次の住い探し」。国や福島県の「福島への帰還促進」「20ミリシーベルト以下の地域への帰還解除」で、本当に帰れる環境にはない故郷へ戻るのか、子供たちの学校転校問題はどうするのか、そもそも生活費を稼げず、生活保護世帯もあるのに、高い埼玉の家賃が払えるのか・・・。
3月イベントの義援金で運営する「和光3・11つながりカフェ」は、これらの問題に直面している方々と8月、成増団地で、イベントを開催します。さて、その企画はこれから和光市社協とともに詰めます。
各団体からの発表では、この「つながりカフェ」報告と、「来年3月イベント&コンサート」予告、「和光市民まつり」への支援グッズ販売コーナー参加呼びかけなどを行い、また、「311 有志」が主催する7月17,18日の福島キャラバンへの参加呼びかけも行いました。